Event
10/07
2014

【開催報告】第27回PoP/第31回GSDMセミナー「ブラックスワン型」起業と政策の果たす役割


《お詫び》
荒天のため、10月6日開催予定の本セミナーは10月7日へ延期となりました。参加を予定されていた方々には、ご不便、ご迷惑をかけて申し訳ありません。何卒ご理解の程お願い申し上げます。

The 27th Policy Platform Seminar/The 31st GSDM Seminar:
“Black swan start-ups and the role of government policy”
第27回PoPセミナー/第31回GSDMセミナー
「『ブラックスワン型』起業と政策の果たす役割」

【開催概要】
第27回PoPセミナー/第31回GSDMプラットフォームセミナーでは、INSEADアブダビ校Academic & Executive Directorであるサミー・マフルーン博士をお招きし、”Black Swan Start-Ups: Success in less sung place”と題した講演会を開催した。
講演では、一般的には米国ほど成功のための条件が整っていないと考えられている米国外における起業や起業活動、特にグローバルで技術主導といった特徴を有する最近の起業の事例について、なぜ成功したのかその要因の分析・研究結果が紹介された。これらの事例のいくつかでは、起業者は起業のためによりよい環境条件を持つ地域から悪いところに敢えて移動して成功している。例えば、スウェーデンからエストニアに行って成功したSkype、同じくストックホルムからベルリンに行ったSoundCloud、米シリコンバレーからパキスタンに移ったSofizarなどである。マフルーン博士は、上記3つを含む10のBlack swan型(典型的でない)成功事例の分析・研究から重要な16の要因を特定し、成功のためにはこれら16全てを網羅的に満たすような場所というよりも、企業戦略や比較優位・強み等かんがみて最も重要だと思われるいくつかの要因を提供するような場所に移動しそこで活動したことが最も重要であったと結論付けている。その上で、高い生産性を達成するための競争的な枠組みの重要性に触れ、5つのC – Cost, Caliber, Convenience, Creative Destruction, and Community – を提唱している。その上で、政府にとっては、起業家精神と企業活動を一層活性化するために、このような5つのCの観点から企業にとってどのような余剰(surplus)を感じさせることが出来るか、そのような政策を提供できるかが重要となってくるとしている。

[日時] 2014年10月7日(火)14:00-15:30
[会場] 東京大学工学部14号館429-433演習室DSC07215
[講師] Sami Mahroum博士 (Academic & Executive Director, INSEAD Innovation and Policy Initiative)

[主催] 東京大学科学技術イノベーション政策の科学教育・研究ユニット(STIG)
[共催] 東京大学博士課程教育リーディングプログラム「社会構想マネジメントを先導するグローバルリーダー養成プログラム(GSDM)」

問い合わせ先:
東京大学科学技術イノベーション政策の科学(STIG)事務局
STIG@pp.u-tokyo.ac.jp

※科学技術イノベーション政策の科学教育プログラムでは、産・官・学をつなぐプラットフォーム構築の場として、Policy Platform Seminar(PoPセミナー)を開催しています。