バイオエコノミーセミナー
12.05.2025

第173回STIG PoPセミナー/第34回バイオエコノミー勉強会(応用編)「世界が注目するバイオものづくり:ケンブリッジコンサルタンツのCassandra  Padbury氏による最新報告」


日時:2025年11月20日(木)17:00~18:30
会場:Zoomによるオンライン
※招待制・チャタムハウスルール
※日英同時通訳付き

◆スケジュール
17:00-17:05 (5 min) イントロダクション:松尾真紀子(東京大学)
17:05-17:50 (45 min) 基調講演:Cassandra Padbury(Cambridge Consultants)
17:50-18:15(最長18:30まで) ディスカッション

【主催】東京大学科学技術イノベーション政策の科学(STIG)教育・研究ユニット(STIG共進化プロジェクトSciREX共進化実現プログラム第IIIフェーズ「バイオエコノミーを目指したバイオものづくりの推進:政策課題の可視化と制度設計」(研究代表:松尾真紀子)
【共催】国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の革新的GX技術創出事業(GteX)「多様な微生物機能の開拓のためのバイオものづくりDBTL技術の開発」(2023-2027年度)(研究代表:本田孝祐)、Bio-Digital Transformation(バイオ DX)産学共創拠点」(プロジェクトリーダー:山本卓)、科研費基盤A「食農環境分野へのゲノム編集等先端技術応用をめぐる選択と熟議に関する研究」(代表:立川雅司)


登壇者のご紹介:

Cassandra Padbury / Associate Director and World Economic Forum Bioeconomy Advisor
ケンブリッジ大学で自然科学を、オックスフォード大学で臨床医学の博士課程を修め、20年以上にわたり国際的な技術革新と市場戦略の支援に携わってきたコンサルタント。世界経済フォーラムやケンブリッジコンサルタンツ社での活動を通じて、先端技術の社会実装やスタートアップ支援に貢献している。
松尾真紀子 東京大学 公共政策大学院・未来ビジョン研究センター 特任准教授
2020年4月1日より現職。現在、科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」教育・研究ユニット(STIG: Science, Technology, and Innovation Governanceプロジェクト)で、国際政治・公共政策学・リスク研究等多様な観点から科学技術と社会の交錯領域(食品安全、バイオエコノミー、国際保健等)におけるガバナンスやELSIにかかわる研究に従事。東京大学大学院新領域創成科学研究科博士(国際協力学)。履歴・業績:https://researchmap.jp/makiko_matsuo?lang=en

OECDで2009年のバイオエコノミーに関するレポートが作成されて以来、欧米各国ではバイオエコノミーをキーワードとする政策文書が策定され、バイオエコノミーに対する機運が高まっている。日本でも「2030年に世界最先端のバイオエコノミー社会を実現」することがバイオ戦略2019で謳われ、様々な施策が展開されている。2024年6月に更なるバイオエコノミー市場の拡大を目指し、「バイオエコノミー戦略」(2024年6月3日 統合イノベーション戦略推進会議決定)が公表された。バイオエコノミー社会の実現は、バイオファーストな価値観への転換や製造工程や社会構造の変革など、社会全体としてのトランスフォーマティブイノベーションを伴う。このため、多様なステークホルダー間でバイオエコノミーに関する様々な側面について議論していく必要がある。

本セミナーでは、2020年9月より、バイオ戦略で取り上げられている施策を中心に、日本が取り組んでいるバイオエコノミーについて学ぶ「基礎編」を開催してきた。その後2021年3月から「応用編」として、各回様々なテーマを取り上げて、バイオエコノミーに関連する活動について、国内外の動向について詳しい方々をお招きし、関係者間でバイオエコノミーの現状に関する情報共有や議論を目的とした勉強会を開催している。こうした活動を通じて、日本にとってのバイオエコノミーの意義、強み、課題の検討につなげていきたい。