趣旨:
STIのガバナンスの強化において、STI政策に有用なツール・アプローチとしてのStrategic intelligence(フォーサイト、ホライゾンスキャニング、テクノロジーアセスメント等)の機能を政策プロセスに制度化し機能させるために、関係するアクター全体で検討することが求められています。
そこで本勉強会では、国内外の動向について詳しい方々をお招きし、関係者間で当該課題に関する情報を共有することで、日本にとってのStrategic intelligenceの意義、強み、課題の検討につなげていきます。
日時:2024年10月25日(金)10時~12時
場所:東京大学 本郷キャンパス 国際学術総合研究棟12階 演習室Eおよびオンライン
スケジュール
ご挨拶:城山英明
趣旨説明・講師紹介:松尾 真紀子
話題提供:
– 植木 健司 新エネルギー・産業技術総合開発機構イノベーション戦略センター(TSC)事務局長
– 佐伯 浩治 科学技術振興機構 研究開発戦略センター副センター長
残りディスカッション
登壇者のご紹介:
植木 健司 新エネルギー・産業技術総合開発機構イノベーション戦略センター(TSC)事務局長 1999年に通商産業省(現・経済産業省)入省以来、経済産業省や関係省庁において、技術・イノベーション、規制改革、地域開発など様々な政策分野を担当。2023年7月にNEDO技術戦略研究センター次長に着任。トランスフォーマティブ・イノベーションの実現に向けた政策やプロジェクトのあり方について検討を進めている。東京工業大学大学院修了(機械工学)。 |
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佐伯 浩治 科学技術振興機構 研究開発戦略センター副センター長 1985年に科学技術庁(現文部科学省)に入庁。宇宙、原子力、ライフサイエンスといった分野の研究開発等を担当、科学術・学術政策研究所長を最後に2023年3月に退官。2024年4月より現職。東京大学工学部卒。 |
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城山 英明 東京大学 公共政策大学院 教授 東京大学法学部卒、同助手、東京大学大学院法学政治学研究科講師、助教授を経て、東京大学大学院法学政治学研究科教授(公共政策大学院教授を兼務)。専門は、行政学、国際行政論、科学技術と公共政策。主要業績に、「国際行政の構造」、「中央省庁の政策形成過程」、「法の再構築Ⅲ科学技術の発展と法」、「国際援助行政」、「科学技術ガバナンス」、「政治空間の変容と政策革新①政策革新の理論」等がある。 |
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松尾 真紀子 東京大学 公共政策大学院・未来ビジョン研究センター 特任准教授 2020年4月1日より現職。現在、科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」教育・研究ユニット(STIG:Science, Technology, and Innovation Governanceプロジェクト)で、国際政治・公共政策学・リスク研究等多様な観点から科学技術と社会の交錯領域(食品安全、バイオエコノミー、国際保健等)におけるガバナンスやELSIにかかわる研究に従事。履歴・業績:https://researchmap.jp/makiko_matsuo |