ポリシープラットフォームセミナー
06.30.2024

第150回STIG PoPセミナー:第2回Strategic Intelligence勉強会


趣旨:
STIのガバナンスの強化において、STI政策に有用なツール・アプローチとしてのStrategic intelligence(フォーサイト、ホライゾンスキャニング、テクノロジーアセスメント等)の機能をいかに政策プロセスに制度化し、機能させるかは関係するアクター全体で検討することが求められる。今回この分野を長年研究調査され、知見を持っている吉澤剛氏に話題提供をしていただき、議論をする。

日時:2024年 6月25日(火) 16:30〜18:00
場所:東京大学 本郷キャンパス 国際学術総合研究棟12階 演習室EおよびZoomオンライン

スケジュール
 ご挨拶(5分):城山英明
 趣旨説明・講師紹介(5分):松尾 真紀子
 話題提供(40分):吉澤 剛 氏
 残りディスカッション


登壇者のご紹介:

吉澤 剛 東京大学 未来ビジョン研究センター 客員研究員
英国サセックス大学科学政策研究所(SPRU)でStrategic Intelligenceをテーマにした博士論文により科学技術政策の博士号を取得。その後、東京大学公共政策大学院ではテクノロジーアセスメント、大阪大学大学院医学系研究科ではELSIやRRIをテーマに科学技術と社会・政策の交錯領域における未来志向の研究実践に幅広く携わってきている。NPOや市民社会組織との関わりも深い。
城山 英明 東京大学 公共政策大学院 教授
東京大学法学部卒、同助手、東京大学大学院法学政治学研究科講師、助教授を経て、東京大学大学院法学政治学研究科教授(公共政策大学院教授を兼務)。専門は、行政学、国際行政論、科学技術と公共政策。主要業績に、「国際行政の構造」、「中央省庁の政策形成過程」、「法の再構築Ⅲ科学技術の発展と法」、「国際援助行政」、「科学技術ガバナンス」、「政治空間の変容と政策革新①政策革新の理論」等がある。
松尾 真紀子 東京大学 公共政策大学院・未来ビジョン研究センター 特任准教授
2020年4月1日より現職。現在、科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」教育・研究ユニット(STIG:Science, Technology, and Innovation Governanceプロジェクト)で、国際政治・公共政策学・リスク研究等多様な観点から科学技術と社会の交錯領域(食品安全、バイオエコノミー、国際保健等)におけるガバナンスやELSIにかかわる研究に従事。履歴・業績:https://researchmap.jp/makiko_matsuo