バイオエコノミーセミナー
01.29.2024

第145回STIG PoPセミナー/第20回バイオエコノミー勉強会(応用編)「ゲノムシーケンス情報の取り扱いとABSその3」


【バイオエコノミーセミナーシリーズの目的】OECDで2009年のバイオエコノミーに関するレポートが作成されて以来、欧米各国ではバイオエコノミーをキーワードとする政策文書が策定され、バイオエコノミーに対する機運が高まっている。日本でも「2030年に世界最先端のバイオエコノミー社会を実現」することがバイオ戦略2019で謳われ、毎年バイオ戦略を更新しつつ推進していくとしている。他方、バイオエコノミーは非常に広範な概念であり、具体的な全容は十分に明らかでない。そこで本セミナーでは、国内外の動向について詳しい方々をお招きし、関係者間でバイオエコノミーの現状に関する情報共有を目的とする。その上で、日本にとってのバイオエコノミーの意義、強み、課題の検討につなげていく。

バイオエコノミー勉強会 (招待制/要申し込み)第20回バイオエコノミー勉強会「ゲノムシーケンス情報の取り扱いとABSその3」
●日時:2024年 1月29日(月)15時00分~17時30分
●会場:Zoomによるオンライン開催
●主催:東京大学科学技術イノベーション政策の科学(STIG)教育・研究ユニット(代表 城山英明)https://stig.pp.u-tokyo.ac.jp/
●共催:国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の革新的GX技術創出事業(GteX)「多様な微生物機能の開拓のためのバイオものづくりDBTL技術の開発」(2023-2027年度)(研究代表:本田孝祐)、SciREX共進化実現プログラム第IIIフェーズ「バイオエコノミーを目指したバイオものづくりの推進:政策課題の可視化と制度設計」(研究代表:松尾真紀子)、「Bio-Digital Transformation(バイオ DX)産学共創拠点」(プロジェクトリーダー:山本卓)、科学研究費助成事業 基盤研究(B)「グローバル保健ガバナンスの再構築-新型コロナウイルス感染症への対応」(代表:東京大学 城山英明)、令和4年度特別厚生労働省科学研究「世界の健康危機への備えと対応の強化における我が国の戦略的・効果的な介入に資する研究」(代表:詫摩佳代)
●スケジュール:
本会の趣旨説明および概要論点 東京大学 松尾真紀子(15~20分)
・遺伝資源に関するデジタル配列情報に係る最近の動向
 経済産業省生物化学産業課生物多様性・生物兵器対策室 室長 堀部敦子(30~40分)
・CBDとパンデミック条約等における動きが製薬業界へもたらすインパクトについて
 日本製薬工業協会 知的財産部長 藤井光夫(15~20分)
・バイオエコノミーの実現に向けた環境微生物ゲノムデータの利活用と、CBDにおける議論が持ちうるインパクトについて
 bitBiome, Inc. CTO 津田宗一郎(15~20分)
残りディスカッション

参加者:61名