バイオエコノミーセミナー
07.22.2022

第119回STIG PoPセミナー/第13回バイオエコノミー勉強会(応用編)「合成生物学と経済安保」


【バイオエコノミーセミナーシリーズの目的】OECDで2009年のバイオエコノミーに関するレポートが作成されて以来、欧米各国ではバイオエコノミーをキーワードとする政策文書が策定され、バイオエコノミーに対する機運が高まっている。日本でも「2030年に世界最先端のバイオエコノミー社会を実現」することがバイオ戦略2019で謳われ、毎年バイオ戦略を更新しつつ推進していくとしている。他方、バイオエコノミーは非常に広範な概念であり、具体的な全容は十分に明らかでない。そこで本セミナーでは、国内外の動向について詳しい方々をお招きし、関係者間でバイオエコノミーの現状に関する情報共有を目的とする。その上で、日本にとってのバイオエコノミーの意義、強み、課題の検討につなげていく。

日時:2022年 6月13日(月)10:30~12:30
会場:Zoomによるオンラインで実施
主催:東京大学科学技術イノベーション政策の科学(STIG)教育・研究ユニット
共催:SIP (スマートバイオ産業・農業基盤技術)国民理解コンソーシアム 代表 高原学、海外規制動向担当、立川雅司・松尾真紀子)
「広島から世界最先端のバイオエコノミー社会を実現する Bio×Digital Transformation(バイオ DX)産学共創拠点」(プロジェクトリーダー 山本卓)
外交・安全保障調査研究事業費補助金 調査研究事業「経済安全保障分野における主要国の動向(米中欧)と日本が採るべき政策」(代表 佐橋亮)
参加者:53名

●プログラム
・バイオエコノミーの現状と課題・会の趣旨:東京大学 松尾真紀子
・外務省補助金プロジェクトの説明・経済安全保障政策の動向 東京大学東洋文化研究所准教授 佐橋亮
・合成生物学と経済・国家安全保障との関係性をどう捉えるべきか? 公益財団法人未来工学研究所 主席研究員 多田浩之
・ディスカッション