第16回PoPセミナー
外務省気候変動課長特別講演
– 地球温暖化防止をめぐる国際交渉の現状と今後
日時:2014年1月14日(火)17:00~18:30
会場:東京大学本郷キャンパス 山上会館2階201・202会議室
講師:田村政美氏(外務省気候変動課長)
対象:本セミナーの参加は東京大学在籍の学生・同教員・同研究者限定とさせていただきます
参加申込み:要事前申込み(お申込はこちらから)
定員:30名(定員に達し次第申込受付を終了します)
主催:科学技術イノベーション政策の科学(STIG)教育・研究ユニット
※本セミナーはチャタムハウスルールで行います。セミナー中の発言は個人名を明記して引用できません。
気候変動枠組条約の締約国会議(COP19)が11月にワルシャワで開催されました。 会議の直前にフィリピンが大きな台風被害を受けたことも影響し、途上国と先進国との間で削減責任に関する厳しい駆け引きの結果、2020年以降の枠組みついて、すべての国が自主的な目標を早急に設定することなどが合意されました。
この問題は、将来の気候に関する科学、CO2排出削減のための技術など、科学技術が強いかかわりを持っている領域です。そのCOP19の現場で実際に交渉を担当された外務省国際協力局気候変動課長の田村政美氏に、COP19における交渉の実態についてお話いただく貴重な機会です。
科学技術にかかわりをもつ外交交渉に興味のある学生、研究者のみなさま、ぜひご参加ください。
【田村政美氏 略歴】
京都大学法学部卒外務省入省後、地球規模問題課で京都議定書交渉を担当、長崎大学環境科学部助教授、在バングラデシュ大使館、在英国大使館等勤務。現在、外務省気候変動課長
※科学技術イノベーション政策の科学教育プログラムでは、産・官・学をつなぐプラットフォーム構築の場として、Policy Platform Seminar(PoPセミナー)を開催しています。