ポリシープラットフォームセミナー
01.26.2021

【開催報告】第101回STIG PoPセミナー「科学的革新性の源泉の探求: 知識生成プロセスの可視化手法の提案」


【開催報告】「革新性」は科学進歩の基礎であり、革新的研究成果の生み出される条件を理解し、適切な研究環境を整備することは政策的重要課題である。しかしながら、同課題に関する我々の理解は様々な技術的制約のために限定されてきた。本セミナーでは、かかる制約を解消するための最近の技術的な試みについて発表がなされた。具体的には「革新性」の定量化手法、また同手法を用いた研究環境の分析事例、さらに、発表者らの開発した知識生成プロセスの可視化手法について議論がなされた。

—————————-
◆日 時:2021年 2月10日(水) 15:40-17:10
◆場 所:Zoomによるオンラインセミナー(事前登録者のメールアドレスへ開催前日までにZoom URLを送ります)

講演者: スウェーデン・ルンド大学経済経営学部 柴山 創太郎 上級講師
東京大学大学院薬学系研究科博士(薬学)。ジョージア工科大学客員研究員、東京大学大学院工学系研究科特任准教授、同薬学系研究科特任准教授などを経て2017年より現職。東京大学未来ビジョン研究センター客員研究員、文部科学省科学技術・学術政策研究所国際研究官を兼務(詳細はhttp://sotaroshibayama.weebly.com/)。


◆お申込:要事前登録。こちらのフォームからお申込み下さい。
(※確認メールはございません。登録フォームが開けない方はメールにてSTIG@pp.u-tokyo.ac.jpまで所属・お名前をお知らせ下さい)

【概要】
「革新性」は科学進歩の基礎であり、革新的研究成果の生み出される条件を理解し、適切な研究環境を整備することは政策的重要課題である。しかしながら、同課題に関する我々の理解は様々な技術的制約のために極めて限定されている。とりわけ研究成果の生み出されるプロセスがブラックボックス化されていることは重大な制約となってきた。かかる制約を解消すべく、発表者らは研究成果の生成プロセスを可視化する手法の開発を進めてきた。本セミナーでは、革新性の源泉に関するこれまでの知見をレビューした上で、提案する手法を概説し、今後の研究の展開について議論する。

————-
お問合せ先:
科学技術イノベーション政策の科学(STIG)事務局
STIG@pp.u-tokyo.ac.jp