International Symposium
09.02.2020

【9月25日】第97回STIG PoPオンラインセミナー「社会デザインと実践の方法(Methods for Social Design and Management)」


【開催報告】本セミナーでは、過去7年間歩んできたGSDMプログラムに携わる研究者をスピーカー及びパネリストしてお招きし、各分野における社会課題に対する解をデザインする方法論について検討し議論した。

冒頭、プログラム代表の公共政策大学院城山教授より趣旨説明がなされた。その中で、社会と科学技術の関係性については、従来より統合的に考えることが重要との指摘はなされてきたが、そのデザインをいかに実施するかについての具体的な議論は十分になされてこなかった、との問題意識が示され、その議論の必要が論じられた。

この趣旨を踏まえて、異なる分野の専門家からデザインに関する考え方を論じていただいた。マテリアルとエネルギーの観点から工学系研究科丸山教授、次に宇宙システムの観点から工学系研究科中須賀教授、社会基盤の観点から工学系研究科の加藤教授、食料・生態系エコシステムの観点から農学生命科学研究科八木教授、情報システムにの観点からついて情報理工学系研究科坂井教授よりご説明いただいた。
横断的議論においては、①そもそもデザインは可能なのか、②要求仕様を設定する際に価値をどのように扱うのか、③非線形的変化や自己組織性をどのように扱うのか、④デザインにおけるシナリオやステークホルダーの役割はどうするのか、⑤倫理的側面をどのように扱うのか、といった観点から具体的な議論が行われた。

そして、最後に、各分野を横断するべく俯瞰的視野でパネル討議が行われ、公共政策大学院オルシ特任准教授、工学系研究科光石教授よりそれぞれコメントをいただき、活発な議論が行われた。


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【概要】資源・環境・エネルギー、食料・生命、AI・デジタル化等、我々の生活を取り巻く社会課題に対する「解」をどのようにデザインするか、その方法論について工学、農学、情報学、公共政策学の観点から横断的に検討する。

日  時:2020年9月25日(金)10:00~12:00
場  所:Zoomによるオンラインで実施
主  催:社会デザインと実践のためのグローバルリーダーシップ養成プログラム(GSDM2.0)
共  催:科学技術イノベーション政策の科学(STIG)
言  語:日本語(英語の同時通訳あり)
参加方法:こちら(主催GSDM-Website)からお申込みください。

プログラム:
第 1 部 各分野におけるデザインとそのプロセス
(1)マテリアル・エネルギー(丸山茂夫 工学系研究科教授)
(2)宇宙システム (中須賀信一 工学系研究科教授)
(3)社会基盤 (加藤浩徳 工学系研究科教授)
(4)食料・生態系エコシステム (八木信之 農学生命科学研究科教授)
(5)情報システム (坂井修一 工学系研究科教授)
第 2 部 横断的パネル討議
(1) 公共政策の観点からのコメント(ロベルト・オルシ 公共政策大学院特任准教授)
(2) 横断的討議 (光石衛 大学執行役員・副学長 工学系研究科教授/城山英明 公共政策大学院教授)