SciREX(科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」推進事業)では、その6大拠点大学である東京大学(STIG)・一橋大学・京都大学・大阪大学・九州大学・政策研究大学院大学の学生や教員が一同に参集し、共通のテーマで討論し成果を共有するための異分野交流の場として2泊3日のサマーキャンプを実施しておりましたが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点より合宿形式ではなく1日ウェビナー形式で(サマースクールとして)オンラインで開催します。
◆日時:2020年 9月19日(土)10:00-17:30
◆ 会場:Zoomアプリによるオンラインセミナー
◆ 主催:SciREX 基盤的研究・人材育成拠点、SciREX センター
◆ 言語:日本語(日本語、英語 同時通訳あり)
◆ 募集人数:最大300名(全拠点学生・教職員・行政官・研究者、その他科学技術イノベーション政策に興味のある方対象)
参加登録フォーム:https://krs.bz/scirex/m?f=296
※締め切り:9 月 15 日(火)までにお申し込みください。
タイムテーブル
10:00-10:10 趣旨説明
10:10-12:10 講義1「EBPMの進展に向けて」
司会:隅蔵康一教授(GRIPS)
講師:有本建男客員教授、黒田昌裕客員教授(GRIPS)
川上浩司教授、佐野亘教授(京都大学)
12:10-13:00 休憩
<12:15-12:55に行政の方を講師としたランチョンウェビナーを行います。参加を希望される方は、登録フォームで希望するウェビナーを選択してください>
トピック1. 「欧州レベルの科学技術政策:国境を越えて政策を打つ欧州諸国から日本は何を学べるか?」
講師:岩渕秀樹 文部科学省研究開発局 研究開発戦略官(核融合等担当)(前欧州連合日本政府代表部参事官)
トピック2. 「転換期を迎える科学技術イノベーション政策(新型コロナウイルス感染症を踏まえて)」
講師:中澤恵太 内閣府政策統括官〈科技・イノベ担当〉付参事官〈統合戦略担当〉付企画官
トピック3. 「科学とイノベーションと外交・安全保障〜量子技術、AI、サイバーを例に考えてみる〜」
講師:上田光幸 内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター内閣参事官
13:00-15:00 講義2「地域発のイノベーション創出に向けて」
講師:永田晃也教授(九州大学)、江藤学教授(一橋大学)
15:00-15:15 休憩
15:15-17:15 講義3「危機のガバナンスにおける意思決定のエビデンスとコミュニケーション」
講師:城山英明教授、松尾真紀子特任准教授(東京大学)
平川秀幸教授、八木絵香教授(大阪大学)
17:30 終了予定
17:30-19:30 交流会(希望者のみ)
セミナー受講の後、参加者がお互いの関心や研究について自由に議論し、コミュニティ間のネットワークを広げることの場を設けます。
<学生発表>フォーマルなものではなく、カジュアルに、自己紹介とともに、現在行っている研究や関心についてパワーポイント1~2枚で紹介を行っていただく機会を作ります。(希望する方はサマースクールへの参加登録時に該当する項目へチェックを入れてください)
08.31.2020