【開催報告】
8月26-28日、STIG教育プログラム等の総合拠点である政策研究大学院大学にてSciREXサマーキャンプが開催されました。今年は東大、一橋大、京大阪大、九大、政策研究大学院大学の6大拠点の学生40数名に加え全国の大学から約30名の学生が参加、分野多様性に加え大学多様性に富んだダイナミックな発表・活発な議論が行われました。10のテーマでそれぞれがグループに分かれ、二泊三日という限られた時間の中で問題へのアプローチ、課題の分析、政策提言を行いました。最終発表の表彰:最優秀賞「高齢社会の医療費の行方」「Aging in Placeの実現に向けた地域コミュニティ形」の2グループ、優秀賞「Access to Medicine under Doha Declaration and TRIPS Agreement」という結果になりました。
尚、入賞グループ(以外にも敗者復活可能)は今度の1月に開催予定のSciREXオープンフォーラムにてポスター発表が予定されています。質疑応答や審査で指摘された問題点等をより深く分析・検討しブラッシュアップされた発表を期待しています。
【概要】
対象者:東京大学大学院生(修士・博士は問いません)、どの所属研究科でも応募できます。
SciREX(科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」推進事業)では、その6大拠点大学である東京大学(STIG)・一橋大学・京都大学・大阪大学・九州大学・政策研究大学院大学の学生や教員が一同に参集し、共通のテーマで討論し成果を共有するための異分野交流の場としてサマーキャンプを実施しますので、皆様ふるってご参加ください。
■全体テーマ: 「課題解決のための科学技術イノベーション政策」
各グループのテーマ(どれか1つに所属していただきます。英語グループは2.)
1. 基礎研究と臨床をつなぐトランスレーショナル・リサーチの促進
2. Access to Medicine under Doha Declaration and TRIPS Agreement
3. データで解析する科学技術イノベーション
4. (仮)廃プラスチック問題解決のためのイノベーションと政策
5. 行政におけるデータ活用とダイバーシティ
6. 高齢社会の医療費の行方
7. Aging in Placeの実現に向けた地域コミュニティ形成
8. 過疎地域における生物多様性保全
9. SDGs実現に向けたバイオエコノミーのためのELSIとガバナンスの課題を探る
10. 児童虐待の根絶-科学技術に何ができるか2
11. Society5.0時代に向けた海洋分野のイノベーション
日 時:2019年 8月26日(月)~8月28日(水)
場 所:政策研究大学院大学(GRIPS)学内
宿 泊:ホテルアジア会館
参加者:学生・教職員約90名(政策研究大学院大学、一橋大学、京都大学、大阪大学、九州大学、東京大学、行政官等)
本学学生募集人数:10名程度を募集します。
費 用:本学規定による宿泊費及び交通費を支給
■応募方法
参加希望する学生は【6月20日(木)】までに この登録フォーム から申し込むか、STIG@pp.u-tokyo.ac.jp まで以下の内容をメール送信のこと。
担当教員による面接の上、参加者を決定します。
・所属研究科/学年/氏名
・面接希望日時(6/11,12,24,25 の中から)
第一希望:
第二希望:
問い合わせ先
STIG教育プログラム事務局
STIG@pp.u-tokyo.ac.jp