日時:2017年1月26日(木)18:00-19:30
会場:東京大学本郷キャンパス 経済学研究科学術交流棟・小島ホール2階 第3セミナー室
講師:木村めぐみ(一橋大学イノベーション研究センターIMPP特任講師)
言語:日本語
主催:東京大学科学技術イノベーション政策の科学教育・研究ユニット
参加申込:参加申込みはメールにて、STIG☆pp.u-tokyo.ac.jp(☆→@に置き換え)まで所属、お名前をお知らせください。
定員:25名(定員に達した場合、お申し込みをお断りする場合があります)
概要:
イギリスはブレア政権期の1997年からクリエイティブ産業政策を実施してきた。この政策は、文化産業、広告やデザインの振興策にとどまるかのように捉えられている。
しかしこれは誤解である。質の高い知識の創造による競争優位の確立を目指す政策であり、未来の需要をいち早く察知できる能力を持つと芸術家のような思考を持つことを促しているのである。
この政策が目指すところは、AI技術の進化によって変化が避けられない働き方にも関わる論点であり、また、日本でいう文系理系の分断を解決するものでもある。このように、日本の大学や企業が学べることが多い、イギリスのクリエイティブ産業政策について、本セミナーでは最新の状況を踏まえて紹介をおこなう。
想定する受講者:
・公共政策学、行政学を専門とする教員・研究者、学生
・官公庁を志望する学生
・デザイン、アートと政策の関係に関心のある学生
・中央官庁等に勤務する行政官
【講師略歴】
2013年、名古屋大学大学院国際言語文化研究科博士(学術)。2013年より一橋大学イノベーション研究センター特任助手。2015年より現職。専門はクリエイティブ産業政策。
問い合わせ先:
STIG事務局 STIG☆pp.u-tokyo.ac.jp(☆→@に置き換え)
01.11.2017