日本では昨年12月にデジタル社会の実現に向けた改革の基本方針が閣議決定され、行政サービスの質の向上はもちろんのこと、利用者起点のデジタルサービスの構築が益々重要になってくる。スマートシティを推進する各国の都市では、コレクティブ・インテリジェンス(集団的知性=Collective Intelligence:以後CI)と呼ばれるAIなどを活用した集合知による市民参加型の社会課題解決方法の活用が積極的に進んでいる。本年は、米国ニューヨーク大学のBeth Noveck教授をお招きし、デジタル化時代における行政でのCIの可能性と、各国での取組み事例について解説いただく。
日程:2021年3月26日(金)19:00~20:30(開場:18:55頃)
会場:Zoomウェビナーを利用したオンラインセミナー(同時通訳(日英)あり)
事前登録者のメールアドレスへ開催前にZoom URLを送ります。
共催:東京大学公共政策大学院 STIG(政策のための科学)教育・研究ユニット
一般社団法人行政情報システム研究所
受講料:無料
お申込:要事前登録。こちらのフォームからお申込み下さい。
(※登録フォームが開けない方はメールにてSTIG@pp.u-tokyo.ac.jpまで所属・お名前をお知らせ下さい)
プログラム
1. 開会挨拶 19:00-19:10(10分)
東京大学公共政策大学院 教授 城山英明
一般社団法人 行政情報システム研究所理事長 田中順一
2. キーノートスピーチ 19:10-19:50(40分)
「AIを活用した集合知による社会課題解決~コレクティブ・インテリジェンスの可能性と欧米での事例」(仮題)
ニューヨーク大学教授 Beth Noveck(ベス・ノベック)
3. パネルディスカッション 19:50-20:20(30分)
ニューヨーク大学教授 ベス・ノベック
経済産業省商務情報政策局 技術振興大学連携推進課長 瀧島勇樹
東京大学公共政策大学院准教授 青木尚美
モデレータ:東京大学公共政策大学院教授 城山英明
5. 閉会 20:20-20:30
キーノートスピーカー:Beth Noveck(ベス・ノベック)
ニューヨーク大学教授、Governance Lab(The GovLab)ディレクター、ニューヨーク大学公共知識研究所のフェロー。
ホワイトハウスでの経験も多く、米国政府初の副最高技術責任者およびオバマ大統領下でのホワイトハウスオープンガバメントイニシアチブのディレクターを務める。諸外国でも要職についており、ドイツのメルケル首相から2018年にデジタル評議会員、英国キャメロン政権時には、オープンガバメントに関する上級顧問をそれぞれ任命された。
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お問合せ先:
科学技術イノベーション政策の科学(STIG)事務局
STIG@pp.u-tokyo.ac.jp