08.30.2013

【終了しました】SciREX国際シンポジウム「科学技術イノベーションにおけるガバナンス」を開催


SciREX 科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」
基盤的研究・人材育成拠点 国際シンポジウム2013
科学技術イノベーションにおけるガバナンス:現在の課題と政策選択

 エビデンスに基づく科学技術イノベーション(STI)政策を促進するためには、社会から真に求められる政策の立案と決定を実現できる「ガバナンス」の構築が不可欠です。エビデンスに基づくSTI政策のガバナンスをみなさまとご一緒に議論する場として、本シンポジウムを開催します。
 エビデンスに基づくSTI政策の構築に関する最新の課題について、海外からお招きする先生方やパネリストの皆様にご議論いただきます。本シンポジウムで取り上げる主なテーマは以下の通りです。

1)政策過程で考慮するエビデンスをどのように判断するか?
2)STI政策の検討と決定において、どのような形でエビデンスとりまとめ、意思決定の根拠とするのか?
3)エビデンスに基づくSTI政策の立案に必要な知識とスキルを兼ね備えた人材をいかに育成するか?

※プログラム等詳細は、SciREX国際シンポジウム2013サイトでお知らせしております。
日時:2013年10月2日(水)9:30~17:00
会場:東京大学本郷キャンパス 弥生講堂・一条ホール(地図・交通案内
参加申込:参加登録フォームからお申込みください
※定員に達した場合、受付を終了させていただきます。
言語:日本語・英語(同時通訳あり)
シンポジウム参加費:無料
意見交換会(懇談会)参加費:2,000円予定(当日申し受けます)
共催:東京大学、政策研究大学院大学、一橋大学、大阪大学、京都大学、九州大学
後援:文部科学省

<招待講演者>
Henry Etzkowitz(アメリカ・スタンフォード大学)
スタンフォード大学H-STAR(the Human-Sciences and Technologies Advanced Research Institute)上席研究員。イノベーションの創造と普及推進のために大学、産業界、政府が果たすべき役割と相互の関係を明らかにする著書『トリプルヘリックス』は2008年の刊行後、世界各国の言語に翻訳されている
Joshua Rosenbloom(アメリカ・米国国立科学財団)
米国国立科学財団(NSF)科学イノベーション政策の科学(SciSIP)ディレクター。1988年スタンフォード大学博士号取得。専門分野は科学・技術・経済史の経済学および労働経済学
Massimo G. Colombo(イタリア・ミラノ工科大学)
ミラノ工科大学Management, Economics and Industrial Engineering教授。主な研究分野は産業経済の技術変化と経営戦略の経済学。EU、CNR、イタリア政府、民間および公的機関の研究プロジェクトに数多く参加している
Jan Staman(オランダ・ラテナウ研究所 所長)
2002年より現職。科学技術における政策形成や社会の意見形成への働きかけを目的としたテクノロジーアセスメントを中心とした研究を実施。オランダ農業・自然・食品安全省(LNV)における様々な職務に従事
Michael Decker(ドイツ・カールスルーエ工科大学 教授)
カールスルーエ工科大学のTA専門機関 TA・システム分析研究所(ITAS)所長代理。研究分野はテクノロジーアセスメント、学際的研究の方法論、ロボット工学のTAおよびナノテクノロジー
Peter Wiedemann(ドイツ・カールスルーエ工科大学 教授)
TA・システム分析研究所(ITAS)のEMF Science Forum座長。主な研究分野はHTA(Health Technology Assessment)
Zhao Yandong(中国・科技発展戦略研究院 上席研究員)
科学技術社会研究所所長代理、上席研究員。主な研究分野は社会資本やソーシャルネットワークのリスクコミュニケーション
Annick de Vries(オランダ・ラテナウ研究所 上席研究員)
ラテナウ研究所テクノロジーアセスメント上席研究員。エビデンス・ベーストポリシーのトレーニングプログラムの創設に従事

問合せ先:
東京大学 科学技術イノベーション政策の科学教育プログラム事務局
eメール:STIG@pp.u-tokyo.ac.jp
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