一橋大学イノベーションマネジメント・政策プログラム(IMPP)より、第2回科学技術政策と文化政策の協働に向けたワークショップのご案内です。
デザインスクール、創造都市、クリエイティブ産業、そしてイノベーションと、科学技術と芸術文化の交錯する領域での活動が増え、多様な形での連携や協力が模索されています。アート・科学・技術・デザインについては、循環的・相補的に発展してきた歴史的経緯や英国の現在の取組みを見ても、各領域の実践にとどまらず、それを調査・支援する政策や研究といった深いレベルでも知識交流と協働を進め、今後の社会のあり方に大きな影響を与えていくことが期待されます。
このような背景と問題意識のもと、昨年12月の日本文化政策学会の企画フォーラム「文化政策と科学・技術政策の対話」参加者の有志によって、本年2月に標記の第1回ワークショップが開催されました。これを受けた今回のワークショップでは、(1)科学技術の本質に対する芸術文化の影響、(2)科学技術や芸術文化における固有の価値を評価・マネジメントするシステム、(3)科学技術と芸術文化をつなぐ役割としてのビジネスや経済、などについて議論を深め、研究者による今後の具体的な共同研究のテーマや体制について協議したいと考えています。
本ワークショップはオープンに開催し、「科学技術イノベーション政策のための科学」基盤的研究・人材育成拠点をはじめ、科学技術や芸術文化に携わる研究者や学生、政策実務者など幅広い参加を歓迎します。
【日時】2015年5月29日(金)13:30-18:00(受付13:00-)
【場所】一橋大学千代田キャンパス商学研究科リエゾンラボ(学術総合センター1階)
【定員】33名(事前の参加申込が必要です)
【参加申込・問い合わせ先】
木村めぐみ(一橋大学イノベーション研究センターIMPP特任講師)
メール:impp(あっと)iir.hit-u.ac.jp
※(あっと)部分を@に替えてください。
【話題提供者】
原 久子(大阪電気通信大学総合情報学部教授)
蔵屋 美香(東京国立近代美術館美術課長)
岩崎 秀雄(早稲田大学理工学術院教授)
延岡 健太郎(一橋大学イノベーション研究センター教授)
江藤 学(一橋大学イノベーション研究センター特任教授)
【主催】
一橋大学イノベーションマネジメント・政策プログラム(IMPP)
【幹事】
木村 めぐみ(一橋大学イノベーション研究センターIMPP特任講師)
原 久子(大阪電気通信大学総合情報学部教授)
吉澤 剛(大阪大学大学院医学系研究科准教授)
04.30.2015