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02/02
2018

開催報告:国際ワークショップ/月基地建設及び宇宙資源活用に向けた法政策ストラテジー


【開催報告】本WSは、宇宙探査に関する閣僚級会合(ISEF)の第2回会合が東京で開催される機会をとらえ、大学(アカデミア)が主導する形で国内外の有識者・実務者を招き、現実味を帯びてきた月基地の建設、そして最近熱い議論が行われている宇宙資源の商業的活用について、法政策的な課題を鳥瞰し、ありうべき方向性について公開討論を行った。「国際アライアンス」セッションでは、各国の政策動向や近年活発な宇宙ベンチャーを含む産業動向を共有し、日本の方向性について議論を行った。「法的枠組み」セッションでは、国連での議論や国際宇宙ステーションの経験をもとに、月基地建設の原則となる理念について議論が交わされた。「宇宙資源」セッションでは、米国・ルクセンブルグでの先進的な国内法やハーグワーキンググループでの検討状況の紹介が行われた。「エコシステム」セッションでは、様々なプレイヤーが参加する意義が明らかになった。約150人が熱心に参加し、本学本学(STIG教育プログラム・GSDM教育プログラム)学生も独自の提言を行うなど、宇宙法政策研究の最先端を学ぶ研究的・教育的意義のあるWSであった。 水野(内冨)素子(東京大学 非常勤講師)
 
【日時】2018年3月4日(日)10:00-18:30(受付9:30~) ワークショップ:参加無料
19:00-21:00:交流会レセプション 参加費1000円(※学生無料)
【場所】ワークショップ:東京大学本郷キャンパス 伊藤国際学術研究センター 伊藤謝恩ホール / レセプション:国際学術総合研究棟12F 演習室(ワークショップ後、係の者が案内します)
 
【言語】英語(日英 同時通訳あり)
【共催】東京大学科学技術イノベーション政策の科学教育・研究ユニット(STIG)、西村高等法務研究所(NIALS)
【協賛】笹川平和財団 KIRIN
 
【お申し込み】ワークショップ、レセプション共に事前申込みが必要です。
お申込みは、こちらの参加登録フォーム から
※登録フォームが開けない方は、メールにて STIG☆pp.u-tokyo.ac.jp(☆→@に置き換え)まで所属・お名前をお知らせください。
 


【プログラム】総合司会 水野(内冨)素子(東京大学 非常勤講師)
 
10:00 開会挨拶:城山英明(東京大学 教授)
    来賓祝辞 Pascale Ehrenfreund (DLR 長官)
 
10:20 基調講演 Simonetta Di Pippo(国連宇宙部 部長)
 
10:50 第1セッション:月基地開発の最前線・国際協力シナリオ
【モデレータ:城山英明(東京大学 教授)】

JAXAの国際宇宙探査シナリオ 佐藤直樹(JAXA技術領域上席)
欧州にとっての月探査戦略とは? Jean-Jacques Tortora (欧州宇宙政策研究所 所長)
③ 民間からの宇宙資源産業構築への挑戦 袴田武史(株式会社ispace 代表取締役)
The Moon Village Association John C. Mankins (Moon Village Association副会長)
⑤ 各国探査政策比較:官民連携施策を中心に 武藤正紀(MRI主任研究員)
⑥ 東京大学 学生グループ発表
パネル討論 第1セッションの登壇者全員
Scott Pace(米国家宇宙会議 事務局長)
竹森祐樹(日本政策投資銀行)
 
12:50~14:00 昼休憩
 
14:00 第2セッション:月基地国際共同開発のリーガルストラテジー
【モデレータ:水野(内冨)素子(東京大学 非常勤講師)】

宇宙活動における国際協力メカニズムー国連法小委の作業報告 青木節子(慶応義塾大学 教授)
ISSとの比較&IGAレッスンズラーンド 水野(内冨)素子(東京大学 非常勤講師)
月面基地に関する法的枠組み Robin J. Frank(NASA国際法法律顧問)
④ 東京大学 学生グループ発表
パネル討論 第2セッションの登壇者全員
Tanja Masson-Zwaan (ライデン大学 准教授)
Alexander Soucek (ESA)
Christopher Johnson (Secure World Foundation)
 
15:20 第3セッション:宇宙資源開発のリーガルストラテジー
【モデレータ:藤井康次郎(西村あさひ法律事務所 パートナー)】

宇宙資源開発のガバナンスとハーグワーキンググループ
Tanja Masson-Zwaan (ライデン大学 准教授)
宇宙資源利用に関する国内立法の法的分析 高屋友里(東京大学 客員研究員)
パネル討論 第3セッションの登壇者全員
Philippe Achilleas (Professor, Paris XI University)
 
16:40~17:00 休憩
 
17:00 第4セッション:宇宙探査のエコシステム
【モデレータ:水島淳(西村あさひ法律事務所 パートナー/ SPACETIDE創業者兼理事) 】

パネル討論
佐藤将史(株式会社野村総合研究所 上級コンサルタント/ SPACETIDE創業者兼理事)
深堀昂(ANAホールディングス株式会社 デジタル・デザイン・ラボ アバター・プログラム・ディレクター)PDF
水野(内冨)素子(東京大学 非常勤講師)PDF
小田健児(株式会社電通 電通宇宙ラボ代表)
山崎直子(女子美術大学 客員教授/宇宙飛行士)PDF
塚原克己(三菱電機株式会社 宇宙システム事業部事業部長代理)
東京大学 学生グループ
 
18:30 閉会の辞 水島淳(西村あさひ法律事務所 パートナー/ SPACETIDE創業者兼理事)
 
19:00~21:00 交流会レセプション ~宇宙×ダイバーシティ~
(月基地建設&宇宙資源活用に加えて、宇宙分野の女性活躍促進もサブテーマとした交流会)※要事前登録/参加費1000円
スピーチ①:「Space for Women’ Project」Simonetta Di Pippo(国連宇宙部 部長/WIA-E名誉顧問)
スピーチ②:「宙女活動の紹介」山崎直子(女子美術大学 客員教授/宇宙飛行士)
 


 
【問合せ先】
東京大学 公共政策大学院 科学技術イノベーション政策の科学(STIG)事務局
STIG☆pp.u-tokyo.ac.jp(☆→@に置き換え)