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科目名 44. 観光政策II(実践編)
開設研究科:公共政策学教育部
科目番号:5123029
担当教員 三重野 真代
大橋 弘
篠原 康弘
配当学期
/時間
A1A2
/火3限[13:00~14:45]
使用言語 日本語
単位数 2単位
教室 授業の実施形態(教室の場合は教室名、オンラインの場合はURL)については、UTASまたはITC-LMSから科目ごとに確認してください。
解説 【概要】
観光は、インバウンドや国内交流の拡大を通じて、我が国経済を牽引する新たな成長分野である。また、観光は、多様な関係者の取組で成り立っており、その波及分野の広さ、波及効果の大きさから、地域活性化・地方創生の推進役としても期待されている。
一方で、コロナ後の観光需要の変化への対応や、観光と地域社会の共存などの課題も生じてきており、これらの課題に適切に対応しつつ、持続可能な形で観光を発展させていくことが求められている。
以上のような認識に立って、本講義では、産官学の多様なゲストスピーカーによる講義、ディスカッション、現地視察を通じて、観光が多様な主体による多彩な取り組みによって成り立っていることを総合的かつ俯瞰的に理解したうえで、観光立国の推進に向けて、我が国の経済成長や地域の課題解決に貢献できる観光の在り方とその実現方策、観光政策の課題とあるべき方向性について、考察を深める。
【目標】
実践編では、基礎編における観光・観光政策についての理論的観点からの理解を踏まえ、自治体・DMOによる観光戦略・観光地域経営の事例や、観光産業による多様な観光需要に対応した事業展開の事例を取り上げ、観光政策を実践するうえでの課題や、関係者の観光政策に対する問題意識等を把握し、実践的な観点から、観光政策に求められる方向性や配慮すべき事項等について、考察を深める。
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