展開科目 選択科目

科目名 20. 事例研究・政策環境検討手法としてのシナリオプランニング:理論と実践
開設研究科:公共政策学教育部
科目番号:5140485
担当教員 角和昌浩
杉野綾子
配当学期/時間 S1S2
/木(Thu)3限[13:00-14:45]
使用言語 日本語
単位数 2単位
教室 国際学術総合研究棟 演習室E
解説 たいがいのみなさんはいずれ学校の外の世界に出て働き始めます。いざ、職業人生を始めましょう。さて、将来、自身が所属する組織(官であれ民であれ)の内側にあって、主体的に情報を集め、自分で考えはじめ、直観力と洞察力を持って新しい課題に取り組む、そのような力をつけていただくための一技法としてシナリオプランニングをご紹介したい。
シナリオプランニングとは、未来研究手法の一種。シナリオとは、起こり得る未来を説明するストーリーのこと。それは、今後の重要なイベントと主要登場人物達、そして彼らがどんな意図を抱いているかを特定するものであり、また世界がどのような仕組みで動いているかを伝えようとする。われわれはシナリオの作成および活用を通じて、未来に直面するかもしれない困難について探求することが可能となる。われわれは、自身がもっとも不安に思っている未来の不確実性について考えるために、また、それらの不確実な要素が、将来、どのような形で現実に起こるかについて深く掘り下げて考えるために、シナリオプランニングを試みる。
この授業はシナリオプランニング技法を、実際にシナリオを作りながら学んでゆく。そのため毎年、あらかじめ実習テーマを設定しテーマにかかわる最新の情報のレクチャーを組み合わせています。イキのよい外部講師が続々登壇するであろう。
今年度は、昨年までとは授業の型式を変えます。この授業を受講する方々が年々増えて、それはそれで有難いが、教員としては、個々人の学びを支援することにより、シナリオの技法をちゃんと身に付けてもらいたい。大学院授業では、ゼミ形式/チュートリアルが必要です。従って、受講生は最大10人まで、6-8人で十分です。全回出席をお願いしたいし、グループワークに貢献し、宿題をこなしながら徐々に力をつけてもらいたい。
本年度の実習テーマは「中東情勢と日本のエネルギー供給安全」。
授業の目標を5つ立てる。すなわち、①シナリオプランニングの理論と型式を理解する。②シナリオプランニング手法が政策環境分析あるいはビジネス環境分析に活用可能なことを理解する。③シナリオプランニングの作業工程を実習する。④ワークショップ・ファシリティションの技術や、チームワークの作り方を体験的に実習する。⑤チーム作業でシナリオ作品を試作する。
特に④、⑤の教授を重視します。受講生には就職活動で忙しい方も出てくる。グループ内で、やむを得ず欠席するメンバーを補いあい、全体として、よき学びを達成していただけたらと願います。

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