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02/21
2018

【3月8日開催】第62回STIG PoPセミナー/ヒトと動物のキメラ胚(動物性集合胚)研究の規制-そこにみる倫理的問題を伴う研究規制のあり方について


◆日時:2018年 3月8日(木)、13時~14時30分
◆場所:東京大学本郷キャンパス 国際学術総合研究棟 12F 演習室A
◆参加費:無料
◆申込み:事前登録が必要です。こちらのフォームから。
※登録フォームが開けない方は、メールにて、STIG☆pp.u-tokyo.ac.jp(☆→@に置き換え)まで所属、お名前をお知らせください。

講師:
東京大学医科学研究所 先端医療研究センター生命倫理研究分野
研究倫理支援室 神里彩子准教授

演題:ヒトと動物のキメラ胚(動物性集合胚)研究の規制-そこにみる倫理的問題を伴う研究規制のあり方について

概要:
「動物性集合胚」、これは、2000年に制定された「ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律」において産出された概念であり、我が国特有のものと言っても良いだろう。ヒト多能性幹細胞を動物の胚に導入して作成するヒト-動物キメラ胚はこの「動物性集合胚」に含まれることになる。

同法では、動物性集合胚の作成は認めているが、特定胚指針により「ヒトに移植することが可能なヒトの細胞からなる臓器の作成に関する基礎的研究」に作成目的は限定されている(特定胚指針第15条2項)。また、その作成した動物性集合胚を人や動物の胎内に移植することも禁じられている(同指針第7条)。従って、現在、日本では極めて限定的に動物性集合胚の作成・利用研究を認めており、これまでに実施された研究は1件のみである。

このような規制について、文部科学省・特定胚等研究専門委員会にて、緩和の方向で議論が進められてきており、現在、最終段階に入っている。

セミナーでは、同委員会における議論、また、諸外国や学会における規制内容等について紹介し、倫理的問題を伴う研究規制はどのように行われるべきなのか考えていきたい。

問い合わせ先:STIG教育プログラム事務局
STIG@pp.u-tokyo.ac.jp