03.30.2017

【開催報告】3月25日:デザインに関する研究会を開催


東京大学STIGは、科学技術イノベーションの創出・普及に重要な要素であるとの議論が近年行われているデザインに焦点をあて、研究者と実務家を交えたクローズの研究会を開催いたしました。本研究会は、一橋大学イノベーション研究センターが開催していた研究会を受け継いだものであり、主にデザインと経営の関係、そして、デザインとイノベーションの関係を探求するものです。

本年は22名の参加者を得て、若手研究者、そして、若手実務家の双方から、6件の話題提供が行われ、活発な議論が展開されました。デザインについては、定量的な計測方法についてOECDのレポートにあるとおり議論が行われているところです。本研究会ではいくつかの計測法について基礎的な研究報告がなされるとともに、実際に製品の購買以降との関係を分析した研究も併せて報告されました。また、そもそものデザインの位置づけ・役割の変遷や、実際にどのような開発が行われいているかの報告も行われました。